私は地頭がよくない、集中力が15分しか続かない、そして仕事を人から押し付けられることが大嫌いな、社会人失格のかなりワガママな人間です。笑
しかしこんな私もフルタイムで働きながら公認会計士試験に合格し、海外留学・駐在経験が無いままTOEIC950を取得しました。
全ては「工夫次第」です!
このブログでは時間がない中で
・「働きながら」大型資格試験を勉強している方(勉強を始めようと思っている方)
・資格試験ではないものの社会人としての勉強方法を模索している方
・留学・駐在経験はないけれども英語をなんとか話せるようになりたい方
に向けて、私が15年かけて実践し成果を出してきた勉強方法をお伝えしたいと思っています。
また、社会人のモチベーションアップ法、さらに脱サラ・独立論についても投稿します。
流れは下記の通りです。
社会人の資格試験以外の勉強方法
ところで、社会人が資格試験の勉強をするにあたって、最大の問題は「不安」ではないでしょうか。私も働きながら公認会計士試験の勉強をしていた時は、周りに同じ境遇の合格者がおらず、専念受験生と同レベルになれるのか、そもそも合格できるのか、本当に不安でした。上の「社会人のモチベーションアップ」は、社会人が勉強を続ける上で非常に重要です。そこに今少しだけ触れておきたいと思います。
社会人はすでに仕事を手にしており、勤務時間中はプロとしてしっかり働いているはずです。そして業務終了後さらに頭を使って資格試験の勉強をするということは、現状に満足せず理想を追求するということであり、それ自体非常に価値があり、勉強をしている時点で、大変立派なのです(もちろん効果的なやり方をする必要はありますが)。
また、早く合格するのは大事ですが、絶対に短期合格しなければいけないわけではありません。それはもちろん、社会人は仕事をしていることによる収入があるからです。そういう意味では精神的に余裕を持っていいはずです。
これからご紹介するやり方で、社会人であっても少なくとも「合格レベル」までは持っていくことができます(当然ながら資格試験は「絶対に受かる」ものではありません。受験に専念しようと社会人だろうと受からないこともあるのは厳然たる事実です…)。
不安になるのはよくわかりますが、仕事をしながら大きなチャレンジをしていること、そしてすでに収入を得ているため焦る必要はないこと、を常に意識し、チャレンジを楽しむ、という姿勢が理想なのかな、と思います。
また変化が激しい現代において、勉強がますます重要である理由を考えてみたいと思います。
2020年7月現在、世間はコロナ問題だらけ、ビジネスにおいてもこれまでの常識が次々と覆されています。私の業界を例にしますと、例えば2019年末の時点で、会計監査を行うにあたり、クライアントのオフィスを訪問しないなど考えられませんでした。
しかし緊急事態宣言下に行われた2020年3月期の監査は、99%リモートで行わざるを得ませんでした。そして個人的な感想を言えば、ベンチャーだろうが大企業だろうが、リモート作業による弊害はほとんど感じませんでした。監査調書(監査のために必要な書類。科目ごとに作成する)の作成など、むしろ以前よりもはかどったくらいです。
以前のような訪問作業の弊害として、クライアント先に出向くと、仮にその日やることがなくなっても他クライアントの仕事はチーム責任者がいる前ではしづらい、というのがあります(他の作業をすると現場責任者のメンツをつぶすことになりかねない)。リモートだとそういったことを気にせず、必要な作業を自分で考えて行うことができます。
2019年当時の自分に「なぜクライアントを訪問しないといけないのか」と聞いたとして、帰ってくる答えは、「現場にいたほうが何かとはかどる」だの「監査とはそういうものだ」だの、今聞くと何の根拠もない思い込みになると思います。これはこれまで「当然」と思っていたことがいかに不確かで根拠のないものであるかを表しています。
このような不安定な時代にあって、勉強することの意味は、ぶれない真理を追究することではないでしょうか。現場だろうがリモートだろうが、重要なことは何も変わらりません。会計監査でいえば、重要なことは、クライアントと協力して監査を実施し、その過程を記録・吟味したうえで監査意見を出すことです。それができればどのような手段でもOKということです。
「本当に重要なこと」を深く考えることができる人材が、今後重要になってくると思います。変化に対して右往左往してしまうのは基礎力がないから、ということが大いに関係しています。変化に対応するには日ごろの基礎的な鍛錬、つまり勉強が欠かせません。
前書きはこれくらいにして、次章以降で具体的にやり方をご紹介していきます!
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