社会人が勉強を継続するにあたって、避けて通れないのが「仕事が終わった後、どうやって勉強するか」だと思います。
私は今、完全に朝方になっていますが、働きながら公認会計士試験の勉強をしていた当時は超夜型でした。
夜型というより、朝に非常に弱かった、という言い方が正確です。
しかしどのような体質であれ、資格試験は一定以上の勉強時間が必要です。朝だろうが夜だろうが、とにかく時間を捻出する必要があります。
働きながらの勉強は、特に夜がしんどいという方が多いと思います。仕事ではいろいろなことに気を使う必要があり、早く上がれたとしても想像以上に脳が疲弊しています。私も夜型と言っておきながら仕事後はもちろん疲れていて、すんなり勉強とはいきませんでした。
しかし、やはり何事も工夫が必要です。疲れているとしても、何とか集中力を高める方法を編み出す必要があります。
今回は、全て私が実践した経験から、仕事が終わった後、いかに脳をクリアにして勉強するか、という観点から記事を書いてみたいと思います。一部アホらしく聞こえるものがありますが笑、基本的に真面目に書いています。
- 初級編① 20分仮眠
- 初級編② 帰宅後即お風呂に入る
- 初級編③ 朝と夜で内容を分ける 例:朝:タフな科目、夜:淡々と取り組める科目
- 中級編 足裏マッサージ
- 上級編① 帰宅後、開脚ストレッチ
- 上級編② 帰宅後即、15分歌いながら掃除する
初級編① 20分仮眠
帰宅後「20分」仮眠します。
仮に眼が冴えていても、何も考えずに目を瞑って休むことで、疲労はある程度回復します。注意点はスマホを持たず問答無用で寝ることです。20分以上はおそらく止めたほうがいいです。
リスク:
20分以上寝てしまうことがある。下手したら翌朝…
5時台に帰ったときは有効だけど、8時、9時以降は仮眠というより単なる就寝になる可能性が高い。
このような無視できないリスクもあり、効果は限定的と思います。早く帰宅できた時に試すのがいいでしょう。
初級編② 帰宅後即お風呂に入る
お風呂に入ると眠くなる、と思うかもしれません。しかし私の場合、かなり熱めのお風呂に入ると、全身が温められ、鉛のように重かった頭が軽くなる、ということが多いです。そして風呂上りに少なくとも30分程度は勉強することができます。同じような意見はツイッターでも見ることができました。
シャワーではもちろんこの効果はありません。湯船にしっかりつかることが大事です。
まったく科学的根拠が無くて大変恐縮ですが笑、試してみる価値はあると思います。
初級編③ 朝と夜で内容を分ける 例:朝:タフな科目、夜:淡々と取り組める科目
仕事後に疲れていると、例えば「テスト」「答練」のような大変な作業をする気にならないと思います。私は特にそうでした。そこでそのような「気後れすること」「自分にとってタフなこと」を朝起きて取り組み、「淡々とできるテキスト精読」等を夜に回すことが考えられます。
資格試験でない場合、朝「インプット」、夜「アウトプット等」をするのがいいと思います。
インプットとはテキスト精読・英語リスニング等であり、自分の中に知識を叩き込む作業です。
アウトプットとはブログ執筆・オンライン英会話のようにインプットされた知識を前提に知識を吐き出す作業であり、疲れていても取り組めることが多いと思います。
インプットとアウトプットについてはこちらの記事もご覧ください!
とにかく朝頑張り、夜はなんとか取り組めるものをやるのがベストと思います。
中級編 足裏マッサージ
完全に人によりますが、私は足裏マッサージ器具を使うとかなり目が覚めます笑。特に下記に上げているお勧めの「足裏いてーよ」(笑)で1分ほど足を踏み踏みすると、脳が冴えわたります。冴えわたるというよりも強制的に目を覚まされると言ったほうがいいのか…
↑その筋では有名な?「足裏いてーよ」
何が言いたいかというと、何かの刺激を与えることで心も体も目が覚めることがあります。自分にとってそれが何か、探し続けるのがよいでしょう。
上級編① 帰宅後即、開脚ストレッチ
大人になってある程度たつと、学生時代体が柔らかかった人でも、固くなってしまうことが多いです。そこで柔軟運動を日ごろから行っておけば、いざというとき(スポーツ大会に参加するとき、転んだとき等)にきっと助けられるでしょう。
また開脚ストレッチ、けっこう限界まで頑張ればかなりの確率で目が覚めます笑。
私のおすすめの動画(約10分)のURLを貼っておきます。私は体はかなり固い方ですが、この動画を1か月続けてなんとかひととおりこなすことができるようになりました(180度開脚はまだ無理ですが)。そしてストレッチが終わった後、不思議なことに、とても目が覚めています。おそらく普段伸ばさない筋肉を集中して伸ばしている過程で疲労を忘れているのでしょう。
念のためですがこの動画と私は何の関係もありません笑
上級編② 帰宅後即、15分歌いながら掃除する
いきなり何を!?
と思うかもしれませんが、私がいろいろ試した中で、これが一番目が覚めます!
まず掃除に関して。部屋の掃除はとても大事ですが、もし一人暮らしだとすると、仕事と勉強でどうしても手が回らないことが多くなると思います(私は汚部屋になってしまったこともあります)。そこで掃除は毎日のルーティンに組み込む必要があります。
そして掃除、結構何も考えずにできる作業だと思います。掃除というのは「何かしながら」やらないともったいない作業です。かといってテレビを見ながらの掃除は手が止まってしまいお勧めできません。英語リスニング(シャドウイング)しながらの掃除も、意外とできそうで英語が頭に入ってこない。
一番いいのは、「好きな曲を歌いながら掃除」です。カラオケの練習になります笑。
そして、15分しっかり歌いながら、掃除をしてください。
掃除後、完全に目が覚めています。私はアルコールに弱く、飲んだ翌日は二日酔いになって勉強どころではないのですが、飲んだ翌日の帰宅後にこの「15分熱唱クリーニング」を実践したところ、その日もしっかり勉強することができました。
ポイントは15分と時間を短く区切ること。
そしてしっかり歌うこと。鼻歌ではダメです。スマホ等でイヤホンをして、集中して歌いながら掃除してください(何のアドバイスだ)。
おすすめはキーが高い曲です。私はX JAPANやB’zをよく歌っています。
言うまでもないですが、ご家族やご近所にはくれぐれも注意してください。
あそこのご主人、帰宅すると必ず「ウルトラソウッ」て叫んでいるのよ…という噂を立てられないようにお願いします。
一部突拍子もないものもありましたが、結局のところ工夫が大事です。
「自分が目が覚めるやり方」を自分で探し続けるのが一番良いと思います!
次の記事 たまには「心の声」を聴く
[…] 前の記事 仕事後、疲れているときの「目の覚まし方」 […]
[…] 仕事の疲れを軽減し、勉強に集中する工夫はそれなりにあります。次の記事もご参照ください。仕事後、疲れているときの「目の覚まし方」 […]