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英検1級学習記録の2回目です!
まず手始めに、過去問1回分をざっと眺めてみました。初めて英検1級の出題を見て、次のような感想を持ちました。
第1問 語彙問題 文脈に沿った語句を選択
感想:問題文は簡単だけど、選択肢の単語が非常に難しい印象。試しに過去問10問解いたら正解率半分程度…
第2問 長文 適切な文選択問題
感想:大学入試を思い出す。実生活での必要性と言う意味では正直あまり好きじゃないタイプの問題。
第3問 長文 適切な解答選択式
感想:これも大学入試を思い出す。以前、読解力アップのため、旺文社の英検1級対策本を読んでいたこともあり、形式・難易度に慣れはある。旺文社の対策本だと7割くらい取れた。好きでも嫌いでもないけど、語彙力アップにはよさそう。
第4問 エッセイ
テーマについて、序論・本論(3つの論拠必須)・結論の構成を守って、自分の考えをライティング。私、これ…正直苦手です笑。
第5問 リスニング(未見)
これまで主にビジネス英語の習得とTOEICに重点を置いてきたのもあり、英検1級は全体的に「重い」という印象です。明日受験と言われたらほぼ落ちるでしょう笑。
とはいえ、自分に不足していると思われる「深い英語力・単語力」を補えると考え、2021年の目標としてチャレンジしてみることとします!
そこでまず手始めに、旺文社の語彙対策本、およびエッセイ対策本を購入してきました。
なぜ旺文社か、と言われると、上記の通り長文対策本を以前購入しており、それがまあまあわかりやすかったという印象もあって、ということになります。
12/27~1/3(8日間)の英語学習実績:
リスニング(ネイティブスピーカー同士の会話) 15分×1回
英訳アウトプット練習(NHK実践ビジネス英語) 15分×2回
語彙対策(旺文社) 15分×2回
エッセイ(旺文社) 15分×2回
オンライン英会話 30分
計:135分
少ない!
年末年始ということもあり、まとまった時間が取れるかと思いきや、想像以上にサボってしまいました…
途中で自転車100キロチャレンジと言う謎の企画に参加したのも原因です笑。
とはいえ、1日平均すると、15分以上は勉強しています。
これまでの記事でも記載していますが、超がんばるのは試験前「2か月」。それ以外は「淡々と継続する」ことを重視しています。
そのため、最低限はこなしたかな、という感想を持っています。人によっては「甘い、甘すぎる!」となると思いますが。
もちろん、今後ギアを上げていきたいです。
さて、旺文社の語彙・エッセイのテキストをちょっとやってみて思ったことです。
語彙問題:
選択肢の単語が本当に難しいです。これまで単語は「出てきたものを覚える」と言うスタンスでしたが、少しやり方を変える必要がありそうです。少なくとも、この教材に載っている単語は暗記したいと思います。
英検1級を受ける意義は実はこの語彙問題にあるのかな、と思ったりしています。
エッセイ:
3段構成、本論・序論・結論、3つの論拠。
大学で習ったような気がしますし、必要性もわかります。採点もしやすいでしょう。
たくさんの人が見る説明文書と言うのは、フォーマットを決めたほうがはるかによいということも理解しています。
例えば監査では「監査調書」という記録文書を作成するのですが、全調書に必ず「目的・結論・アサーション(=論証ポイント)・手続」を入れることになっています。これを入れないと何をしている調書なのかさっぱりわからなくなってしまうのです。
しかし…私、これ苦手です!!笑
なんでこんな型にはまった書き方しなきゃいけないの?と体が拒否してしまうのです。
あとはこのテキストや授業等の説明の仕方。
大体この手のテキスト、「欧米人はエッセイの書き方を幼少から知っており~」「日本人の文章の書き方はあいまいで結論がわかりにくく~」といった「欧米との比較」をすることが多いのですが、このテキストもご多分に漏れずでした笑。
最初の方に「欧米人は日本人の話し方に違和感を覚える」とまで書いていました。
このような説明の仕方には同意しない、と言わざるを得ません。
学生までならいざ知らず、社会人は必ず結論と論拠が明瞭に求められます。
ビジネス文書、例えば稟議書やプレゼン資料なども、そのあたり徹底されています。わかりにくい人はもちろんいますが、それはその人の問題です。
日本人が結論をあまりはっきりさせない傾向にある、というのは理解できます。自分のスタンスを決めずに会議等に出て、その場で考えていることが多いからです(特に偉い人。半沢直樹も毎回そうでしたね笑)。
そういった改善すべき問題はあるにせよ、この手のエッセイ本にある、日本語の文章に欠点があるかのような安易な比較をする説明は好きになれません笑。
好みの問題は置いておいて、読んでみると語彙力も含めてためになることが多く、頑張って読み進めています。
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