【100回記念】2020年の振り返り、2021年の展望【会計と英語を中心に】下

前の記事 【100回記念】2020年の振り返り、2021年の展望【会計と英語を中心に】上

おかげさまでブログ100回を迎えることができました。ありがとうございます!!

会計業界の展望です。

私はこの10年で経理、税務、監査と、ひととおり会計業界に足を踏み入れました。

その前は全く違うことをやっていましたので、結構カルチャーショックもありました。

まず思ったのは、皆けっこう大人しいということです。特に監査業界。

監査法人は一見自由なように見えますが、かなりのピラミッド構造です。最上位のパートナーが言うことは「絶対」に近く、基本的に逆らうことはあまりありません。

つい最近まではおそらくそのような構造で組織がうまく回ってきたのだと思います。

しかし近年の急速なクラウド化、国際化のなかで、この「パートナー絶対主義」は限界を迎えているように見えます。

平たく言えば、経験豊富なはずのパートナーでもわからないことがかなりあるのです。

上位層に基本的なIT知識がない場合、組織の業務効率化ができないという致命的な問題が出てきます。

組織のワークフロー、業務システム、イントラ等を構築するのは上位層の仕事ですが、昨今の事情が全く分かっていないため、常に後手に回り、結果組織内に膨大な無駄を生んでいます。

その一方、下位層は何をしているかというと、改善案、自分の考え等一切出さず、ただ言われるがまま粛々と作業し、疲弊し、退職しています。

私はしょっちゅうパートナーとやりあい、組織にも業務改善案を出すなどしていましたが、同僚が同じことをやっているそぶりは見えませんでした。これは個人的に非常にもどかしいものがありました。

上記の通り、おそらく上意下達の風土が出来上がっており、そういうのはすべて「上の言う通り」にやるべしという意識があるのだと思います。これは本当に残念なことです。

前回の記事の通り、会計業界も標準化・AI化は避けて通れず、何に付加価値を置くか考える時期に来ています。

無駄な社内業務や紙資料に時間をかけていいはずもなく、監査であればリスク評価、計画作成、論点検討にしっかり時間をかけるべきです。

税務であれば、本当に顧客にとって付加価値が高いことは何か、考える必要があると思います。これは別の機会に書きたいと思います。

こういったことを組織全体で話し合う時期に来ているのでしょう。会計業界は本当に上の言うことが絶対で、悪い言い方をすればどうも「思考停止」の側面が見えます。

組織の上位層は、自分が何でも知っているとは間違っても思わず、むしろ自分の常識を疑い、オープンな議論をするべきだと思っています。

さて、次に英語です。

私は2020年の半ばまで大手監査法人に所属しており、2020年3月期の監査で、手間のかかる「非系列監査法人とのやり取り(例えば新日本監査法人であれば、EY=Ernst & Young系列ではないところの監査法人とのやり取り)」をしていたこともあって、英語を使う機会は非常に多く、ウェブMTG、メールや資料のやり取り等を頻繁に行ってきました。

しかし、独立して、英語に関係する案件は今のところ1つのみです。それもビジネスには結びつかないものでした。平たく言えば、日本に進出したい米国企業の経理を全てやってくれないか、というもので、明らかにお断りする案件でした笑。

以前の記事でも触れたように、英語力を短期間で飛躍的に向上させるには、間違いなく仕事で使うのが一番です。

参考記事:英語学習の目的・動機を探し続けよ!後付けでも問題なし!

また、私の仕事は主に会計監査ですが、長年やっているとだんだん飽きてきます笑。監査というのは全体はともかく、個々の手続きというのは基本的に地味でつまらないです。

しかし英語で監査をしてみると、これがかなり面白い。

慣れた仕事でも英語でやってみると、なんだか非日常感が出て、楽しく感じるのかもしれません。

ということで、2021年は小さな案件でもいいので、英語でビジネスをやる、というのをひとつの目標にしたいと思っています。

改めて言うまでもありませんが、これから英語の重要性はますます高まるでしょう。

幸いなことに日本は、日本語という言語だけで、快適に暮らすことができます。これは本当に素晴らしいことです。

しかし国内だけでビジネスをするのであれば日本語でもいいのですが、今や大半のビジネスは海外と密接につながっています。

そんな時代に母国語だけしかできない、というのはかなり厳しいです。

これ、実は20年くらい前から言われていましたね笑。

これから英語できないと大変なことになる、と。

当時に比べて、日本人は本当に英語を勉強するようになったと思います。しかし私のこれまでの経験だと、まだまだ積極性が足りないように見えます。

偉そうに言っていますが私も30過ぎるまで積極性などまるでありませんでした笑。

会社の中でも、英語案件は「国際部」といった専門部署に任せよう、という雰囲気はまだありますし、英語ができないことを当たり前と考える文化も根強く残っています。

もちろん語学習得に時間はかかるのですが、最初は拙くてもやってみることが大事です。それで課題がはっきりとわかるのです。

漫然と「英語喋れるようになりたい」「TOEICいい点数取りたい」と考えているよりも、まずは仕事で実践してみる。そのマインドが大事と思います。

別の観点で見ると、日本でも海外のサービスが浸透してきています。Google等は言うまでもなく、日本で浸透しているクラウドサービスなども大半が海外資本です。

会計システムでSAPというのがありますが、これはドイツ資本の会社です。日本でもかなり広まっていますね。

現時点でこれらは日本語対応可能ですが、いつか英語に切り替えられる可能性も捨てきれません。

海外資本はそのあたり容赦ないでしょう。日本語版をいちいち作る必要なし、と判断された時、英語版しかなくなる可能性もあります。そのとき英語ができないと大きな障壁になってしまいますね。

つい必要性の話ばかりしてしまいました。そもそも私は○○をしておかないと将来ヤバいよ、といった話し方は好きではありません笑。

英語に関していうと、話せるようになって色々な国の人と母国語以外で話すのはとにかく楽しい、ということです。

私は30過ぎて英語を本格的にやりはじめましたが、何歳だろうがコミュニケーションの幅が広がることは間違いなく楽しいと思います。

前回の冒頭でも書きましたが、この「楽しい」という根源的な感情を持ち続けたいと思っています。

それが上達と継続の秘訣だと思っています。

参考記事:社会人のビジネス英語勉強法

ちなみに、自分の英語力に何か深みが欠けている、と感じていましたので、2021年の目標に「英検1級合格」を掲げています。

学習記録は下記をご参照ください!

英検1級学習の意気込み! -英検1級学習記録1-

次の記事 会計士に求められる「謙虚さ」