時間が取れないときの最低限の英語学習

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このカテゴリーでは久しぶりの投稿となります。

2021年5月現在、私は独立して10か月目を迎えています。

仕事の面では幸いにして、極めて順調です。

当初思い描いていた業務とはかなり異なりますが、会計業務全般にわたって仕事をすることができています(計画との大きな違いは「税務」を一件も受注していない点です…)

そして4~5月は会計業界の繁忙期。3月決算の会社が多いため、決算作業等が4~5月に集中するのです。

独立すると、さすがに業務に関係する勉強は真剣にやる必要があります。

これが会社員時代との大きな違いでしょう。もちろん会社員時代も業務に必要なことは勉強していたはずですが、今考えると「ぬるい」やり方でした。「自分がわからなくても誰かがわかるだろう」のような感覚でいました。よって繁忙期でも、業務にそれほど関係がない英語もそこそこ勉強することができていました。

しかし独立すると、全て「自分の責任」で業務を行う必要があります。そのために業務に必要なことは「完全に」マスターしなければなりません。士業であれば特にそうだと思います。

そして4月に新しく受注した案件は、これまでの延長線ではあるものの、かなり細かい専門知識を問われるもので、しっかり知識をマスターしておく必要がありました。その結果、他のことを勉強する時間が無くなり、英語の勉強もほぼストップしてしまいました。

まあこれは英語を勉強しなかった言い訳と言えば言い訳です笑。私は英語をライフワークと位置付けていますので、基本的にはどのような場合であれ取り組むべきだと考えています。

とはいえ社会人であればこのように、一定期間、業務に集中する必要が出てくることもあると思います。他のことはほぼやる余裕がなくなる、という状態は、私のこれまでの経験でもかなりあります。

そのようなときに、どうやって英語力を維持すべきでしょうか。

私は実はゴールデンウィークに入り一息ついた今日、約1か月半ぶりに「オンライン英会話」を受講してみました。受ける前は、「ほとんど話せなくなっているかもしれない」と恐れていました。

しかし受講してみた結果、スピーキング能力はそれほど変わっていないということに少し安堵しました。

実はこの1か月半、確かに家で勉強は全くしませんでしたが、通勤電車の中で「英訳アウトプット練習」だけは行ってきました。

在宅勤務もあったため「毎日」とはいきませんでしたが、ほぼ週3~4日、1日15分程度のペースで、1か月半「英訳アウトプット練習」を行ってきたのです。

この電車の中での15分程度の「英訳アウトプット練習(要はスピード英訳練習)」が、どんなに忙しくても最低限維持すべき英語学習なのではないかと考えます。

これをやっておくことで、最低限の英語力は維持できるはずです。

そもそも英訳というのは英語学習におけるいろいろな要素が要求されるものです。文法もわかってないといけない。スピードを重視するため、学習しないことですぐ衰えると思われる「英訳テンポ」も維持出来る。単語力の維持にもつながる。

そして通勤電車は実はルーティン作業に最適の場所です。私はこれまで電車の中で過ごす時間を、資格試験の勉強(理論科目に限る)、読書、今日の出来事を日記アプリに記録する作業(笑)等に充ててきましたが、通勤電車の一番いい使い方は英語を勉強することと思っています。

机でやる勉強と、ほとんど変わらない効果が得られると思っています。

電車に乗っていると騒音で英語が聞こえなかったりしますが、それも実はいいリスニング練習となっているのです。オンライン会議では相手の音声がものすごく聞き取りづらかったりするのはよくご存じでしょう。家での学習時のように常にクリアな状態でリスニングができるというのは、現実世界ではむしろまれなのです。

よってどんなに忙しくとも、最低限「電車の中での英訳アウトプット練習」を続けることをお勧めします!

あとは久しぶりにオンライン英会話を開始する前に、ウォーミングアップとして「リスニング練習」「英訳アウトプット練習」をそれぞれ15分ずつしたということも大きいでしょう。1か月半離れていても、それまでしっかりやっていたのであればすぐに以前の英語モードを思い出すことができます。

ということでオンライン英会話の前のウォーミングアップも重要です!

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