試験直前の「理想的な状態」!-社会人の資格試験勉強11-1「直前期」4-

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さて、いよいよ数日後に試験本番、という状況になりました。この試験直前にどのような状態になっているのが理想なのでしょうか?

試験直前の理想的な状態:

  • 答練をすべて、何度も解いている状態
  • 基礎テキストはこの1年で7~8回程度読んでいる状態
  • 基礎テキストには全て答練からのリファーが終わっている状態

答練(確認テスト)を全て、何度も解いている状態

答練は予備校がその年の出題予想に合わせて毎期リバイズするものであり、これを解くことは非常に重要です。その年に作成され送付されてきた答練は、間違いなく「全て」解いた方がいいでしょう。

それも一度だけでは足りません。特に公認会計士試験の計算のように計算過程を覚える必要がある科目は、何度も何度も解いておく必要があります。あえて数字の基準を示せば全答練を「3回」解く必要はあるでしょう。3回解かないと記憶に残らないからです。

公認会計士試験の場合はおそらく100以上も答練があり、すべて解くのは非常にしんどいと思います。しかしそれでも、解いた方がいいというのは間違いないです。

答練というのは文字通り「答案作成の練習」。要は本番の練習なのです。練習をたくさんしておくにこしたことはありません。

とは言いながら、社会人であればやはり時間的制約があります。言っておきながら私は計算科目は9割くらいしか終えることができませんでした(その9割は3回繰り返しましたけど)。理論は全て3回繰り返すことができました。その状態でなんとか合格したのですが、それでもやはり全部解いておくべきと思っています。

そして。答練を解くと言っても、2時間ものの答練を正直に最初から2時間時間をかけて解く必要はありません。ちょっと考えて、解けそうであれば解く。解けそうになければすぐに答えを見る。とういうスタンスでやるべきでしょう。無駄に考える必要はありません。次の記事もご参照ください。「答練」の使い方

基礎テキストはこの1年で7~8回程度読んでいる状態

テキストを何回読むべきか。これはもちろん答えが無いのですが、私の体感としては7~8回です。それはなぜかというと、予備校の管理会計論の講師がそのように言っていたことがあって、それが非常に腹落ちしているからです。さらに最近「東大生の勉強法」のような本を見たときに、やはりその著者も「7~8回」と言っていたことから、おそらくこのあたりがあるべき回数なのではないかと思います。

ということで、すべての科目の基礎テキストを8回読むという計画を立てるべきです。

ワンセット(私であれば15分)当たり何分読めるのか。まずは各科目の基礎テキストについてこの統計を取り、年間計画に反映するべきでしょう。次の記事もご参照まで。シンプルな進捗管理表を作ろう!

ちなみに計算科目であれば基礎テキスト以外に基礎問題集も含まれるので、かなり膨大な量を8回こなすことになります。

まあ、8回というのは目安であって、あまり機械的にやる必要はありません。私も、もうこれは大丈夫、というテキストについては2~3回にとどめ、他の不十分なものを多めに繰り返しました。

テキストの読み方は、速読と精読。15分読むとして、まず冒頭1~2分で5ページくらい遡り、アンダーラインを引いた箇所のみ速読します。そして残りの13~14分で、今日の範囲をアンダーラインを引きながら精読します。詳細は次の記事をご参照ください。基本テキスト4原則「精読」「速読」「アウトライン」「アンダーライン」

試験前は全範囲を短時間で復習することが必要となります。この作業を愚直に繰り返しておくと、試験前に速読で一気に1冊のテキストを短時間で読み終えることも可能になります

基礎テキストには全て答練からのリファーが終わっている状態

答練を解いて、わからなかった問題を基礎テキストにリファーするという作業も重要です。基礎テキストは当然ながらすべての範囲を網羅しているはずなので、答練で出題された問題を該当箇所に書き込むなり、テキストの記述そのまま出題されたのであれば線を引くなりして、リファーすることが大事です。答練とテキストを切り離してはいけません。詳細は次の記事をご参照ください。「答練」の使い方

そうすると、試験前に基礎テキストを読むとあらゆるところに答練からリファーがされている状態となります。そうするとテキストを読むだけで答練の内容を思い出すことができ、全範囲の短時間復習に非常に便利です

↑赤字の箇所が答練で出題された箇所。普段とは違うマーカー色で目立つように!

まとめると試験本番直前は、

  • 答練をすべて、何度も解いている状態
  • 基礎テキストはこの1年で7~8回程度読んでいる状態
  • 基礎テキストには全て答練からのリファーが終わっている状態

となっていることが理想です。この状態になっていれば合格は限りなく近いでしょう。

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