英検1級2次試験受験!難しい!反省点がたくさん…-英検1級学習記録12-

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本日2021年11月23日(火・祝)、英検1級2次試験を受けてきました。

場所は北千住駅から徒歩20分の某大学。ちょ、遠いっす…

いつもの言い訳ですが、11月は滅茶苦茶忙しかった笑。いやほんとに。

監査法人IPO監査、個人事務所。ついでに簿記講師なんてのも始めたのです。

今回の初の2次試験受験。私としては結構反省事項が多いです。

反省事項① 英語モードになれなかった。本格的に対策を始めたのは3日前…

まあ上記のような忙しい状態で、仕事に全く関係がない英語を勉強しようという気になれなかった、というところです。しかし社会人の勉強というのは、関係あろうがなかろうが淡々と取り組まなければならない。私が以前からブログで主張している通りです笑。参考記事 勉強は「淡々と」続けるべし-新卒社会人の公認会計士試験受験記7-

当然ながら勉強不足でした。前回の記事で「オンライン英会話を再開する」と書きましたが、実のところ再開しませんでした。これは間違いなく試験にマイナスの影響を与えました。

反省事項② 「スピーチ」をちょっと舐めていた

2次試験というのはおまけみたいなもんだと思っていましたが、勉強するにつれ「非常に難しい」「準備が必要」ということがよくわかりました。

そもそも私はこれまでの人生で「スピーチ」をしたことがありませんでした。

あるテーマに沿って、自分の結論とそれを補強する論拠を、制限時間付きで他人に話す。

考えてみたら一度もやったことがありません。

ちなみにイギリス出身の後輩に聞いてみたら、学校でふつうにやっていたとのこと。ディベートやスピーチの練習というのは日本の学校教育でも必要なのかもしれないですね。

上記の通り試験3日前から準備を始めたのですが、旺文社の問題集に沿って自分のスピーチを録音してみると、本当に壊滅的。聞くに堪えないとはまさにこのこと。

自分のスピーチを聞いて、これ絶対落ちると思いました笑。

英検2次試験のスピーチ、本当に難しいです。特にスピーチをやったことがない人にとっては。

私は以前オンライン英会話でディスカッションコースを選択していたこともあり、それなりにスピーチもできると思っていたのですが、とんでもない。

スピーチをやったことない人は、私がお勧めする旺文社対策本でもなんでもいいので、事前対策が本当に必要です。

本番形式で、1分で頭の中で組み立て、スピーチ練習はスマホで必ず録音すべきでしょう。

これを3日間集中的に行いましたが、当日(今日)の朝にやっても、まったく上手くなっておらず、軽く絶望しました笑。まず2分スピーチというのが難しい。話すスピードが遅いため2分以上かかることが多い。

この試験のさらに難しい点は、メモ用紙がないことです。

テーマを見て、メモを書いて組み立てることが出来ない。全て頭のなかで構成を考える必要があります。これもめちゃくちゃ難しい。本番まで慣れることはありませんでした。

スピーチをやったことがない人は、2週間くらいは少なくとも準備をすべきではないかと思います。

今日の本番!

そんなこんなで今日が本番なのですが笑、今日の朝でもほとんど自信が持てないままでした。1次試験の有効期限は1年ということもあるし、準備不足だし、今回の受験は断念しようかという思いもなくはありませんでしたが笑、まあブログのネタにもなるし、受かろうが落ちようが経験値が大事。ということで気力を振り絞って(大げさ)受験しました。

けっこう集合時間ギリギリについたのですが、これは結果的に良かったかもしれません。

なぜかというと私の会場は先着順に試験を受けることになっていたため、遅く到着した人は必然的に後回しにされる。

受付を済ませたのち、部屋で待機するのですが、この待機時間が1時間以上ありました。

その時間で最後の追い込みをすることが出来ました。

試験が迫ってくるにつれ、移動し、教室の前で前の受験生が終わるのを待つのですが、この時間、2021年で一番と言ってもいいほど緊張したかもしれません笑。

やはり準備不足という状態は緊張をもたらしますね。準備万端であれば、それなりに落ち着きも出るはず。

100%以上実力を出さなければいけないという状態が、緊張感を増すのだと思います。

ついに自分が呼ばれ試験開始。試験官は2人いるのですがどちらも外国人に見えました。

最初に名前を言い、仕事のことをちょっと話したりします。すごくいい試験官でよかったです。

そして運命のテーマ選定。一番最初に「ベンチャー企業は日本経済にいい影響を及ぼすか」的なテーマがありました。

キターーと思いました。このあたりは仕事でIPOをやっていることもあり非常に得意。

で、1分間で必死に構成を考えたのですが…やはりうまくスピーチできませんでした。

この本番スピーチは練習に少し毛が生えたような出来だったでしょう…

その後のテーマに沿った質疑応答は、まあそれなりという感じだと思います。この質疑応答はオンライン英会話の経験がモノを言うと思います。例えばレアジョブのDaily News Articleとほとんど同じと言ってもいい。

とはいえ旺文社の対策本に載っているような完璧な受け答えはできませんでしたが…

試験時間は10分もありません。

自己紹介1分、テーマ選定&スピーチ組み立て1分、スピーチ2分、質疑応答4分。

しかし、個人的にはとてつもなく濃密で緊張した時間でした…

終わった後、なんど深いため息をしたかわかりません。

合否はどうでしょう、自分が試験官だったら落とします笑。 どんな結果であれ、間違いなくいい経験でした。

やはり試験というのは受けるということが非常に大事ですね。

結果発表は12月初旬だったか。後で報告します!

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