
英検1級、1次試験に続き、2次試験も突破することが出来ました!!
今年の最初のブログでの宣言通り、年内に合格出来てよかったです!参考記事 英検1級学習の意気込み! -英検1級学習記録1-
前回、2次試験で壊滅的だったという記事を書きました。その驚きの結果は下の方に記載しています。
英検1級、振り返るとなかなか大変な試験だったと思います。
以下問題ごとに得点と振り返りをしたいと思います。
1次試験 リーディング26/41
1次試験リーディングのこの得点状況は合格者最低ランクでしょう。過去問では30-32くらい取れていましたが、今回は自分的にかなり難しく感じました。
問題1 語彙問題 15/25
語彙問題は25問も出題されます。どれくらいの配点があるのか、長文と同じ1問当たり点数なのかわかりませんが、あのレベルを7割取るのは至難の業。単語というのは無数にあるため、学習効率がかなり悪くなるところ。私は過去問を3年分解いてみたのですが回によっても難易度にバラツキがある印象。ここ、かなり運の部分、要は知っている単語が出るかどうかがあると思います。
とはいえ語彙対策をすることは間違いなく英語力向上に役立つと思います。私が英検1級の受験を決めたのも、この語彙問題にありました。
目標から3問足りず、ここがリーディングの得点率が悪くなった原因です。ここの穴を英作文で取り返した形となりました。
対策としては英検1級語彙問題対策本を買ってひたすら暗記するしかないでしょう。
問題2 長文(空所補充) 5/6
あまり得意ではないというか、解きたくないタイプの問題。実生活でこのような場面はないと思うんですよね笑。自信ないな~という解答が多かったですが、偶然もあり5問取れていました。
問題3 長文(選択式)6/10
長文は得意だと思っていましたが、4問も落としてしまいました。ここは8問取りたかったところ。全体的に理解できた文章だっただけに、なぜ4問も落としたのか後でよく考えてみます。
1次試験 リスニング19/29
この得点も、過去問の出来からすると少し悪かったです。過去問は20-22くらい取れていました。
リスニングは特別な対策はいらないと思います。要は英語力を上げ、試験形式に慣れるだけ。
今回最後のインタビュー形式の長いリスニングの難易度がそれほど高くなく、2問取れたのが大きかった。
1次試験 英作文 26/32
他の回に比べ、テーマが非常に書きやすかった。他の受験生もそう言っていたので、おそらく今回は長文・リスニングを難しめにし、ライティングのテーマを簡単にしてバランスを取ったのではないでしょうか。英作文も語彙問題と同様合否を分けるポイントだと思います。私はひたすら旺文社の対策本の模範例を暗記して書き方をイメージしました。そもそもこういうエッセイを書いたことが過去無かったので、最後まで書き方がよくわかりませんでした。
まちがいなく言えるのは、採点基準は結構甘いということ。旺文社テキストの模範例を100点とすると、私の英作文は50点の出来でしたが、それでも8割以上の得点率となっていますので、対策本のようにこなれた英文は不要で、とにかくテーマに沿い、意味が通じてパラフレーズを駆使し、文法が致命的に間違っていなければ合格点+αがくるのでは、と思います。
2次試験 スピーチ+質疑応答 32/40
SHORT SPEECH 9/10
INTERACTION 8/10
GRAMMAR AND VOCABULARY 8/10
PRONUNCIATION 7/10
この結果を見ての率直な感想。自分の能力の「過大評価」以外のなにものでもない笑。ありがとうございました本当に。そういえば試験官、「あなたは今週誕生日ですね、おめでとう」とか言ってくれたな。なんていい人たち。
まずショートスピーチですが、9/10というのは出来すぎ。旺文社対策本の模範例を100点とすると、自分の出来は20~30点だったと思います。
一つ考えらえるのは、おそらくあの対策本までのレベル、つまり意見→ボディ+具体例→結論のようなカチッとしたスピーチは求められていないかもしれない。
「とりあえず2分間、テーマに沿って話しつづけるレベル」でOKなのかもしれません。
もうひとつ加点理由があるとしたら、自分の経験をスピーチに入れたこと。今回「ベンチャー企業が日本経済にとっていい影響を与えるか」といったテーマだったので、自分が仕事でやっているIPOの話をかなりすることができました。これがオリジナリティとして評価されたかもしれません。まあ試験官もたくさんの受験生から同じような話を聞き続けるより、そういう話を聞きたいものかもしれないです。そういう意味では、自分の仕事や得意なことを簡潔に伝えるための準備をしておいてもいいと思います。
そのほかの項目も、まあ、出来すぎかな笑。そんなに出来ていないです実際は。
最大のポイントは「沈黙」を避けることなのでしょう。とにかくテーマに沿い、そして聞かれたことに対して回答し続けていれば、合格点が来るはずです。
ということで、英検1級受験記録、いちおうの完結です!よかった!
勉強時間は1次試験55時間、2次試験10時間。密度の濃い勉強ができたと思っています。
効果的な英語勉強法は以下の記事をご参照ください。社会人のビジネス英語勉強法
なかなか面白い試験だったので、来年もう1回受けてみようかと思います。今回ギリギリだったし、スコアが出るので上げてみたいという思いもあります。
次の記事で「TOEIC860以上取れる人が最低限の労力で英検1級に合格する方法」を書いて終わりにしたいと思います!