オンライン英会話は「終わった後」が大事!

最近仕事で海外拠点と英会話する機会が増えてきました。

大手監査法人時代はかなりの頻度で海外とやり取りする機会があったのですが、独立後1年くらい仕事で英語を使うことは全くありませんでした。

しかし最近、外注としてお邪魔しているある組織で海外拠点とお話する機会があり、そのジョブに参画させてもらっています。

同じ仕事を、同じメンバーで、長くやっているとどうしても飽きてしまいますが、たまに同じことを海外メンバー含めてやったりするとすごく新鮮な気分になります。全く同じことをやっていたとしても楽しくなったり。まあ個人的な志向によると思いますが。

今回は海外拠点との英会話がかなり久しぶりだったというのと、仕事に関するカチッとした議論をする必要があったので、オンライン英会話を事前に数回受けたうえで話す感覚を作っておきました(オンライン英会話も中断していたのですが、久しぶりに再開しました)。

海外拠点とのやり取りに関してはアジェンダを作り(当たり前ですが)、話す内容を事前になんとなくシミュレーションしておきました。

何度かやり取りは続いていますが、これまでのところ幸いにしてうまくいっています。

さて、仕事で海外拠点とやり取りをするための準備としての「オンライン英会話」ですが、「ディスカッションコース」がぴったりなのではないかと思います。

たいていどのオンライン英会話教室にもありますが、ディスカッションコースとはあるテーマに沿って講師と25分間ディスカッションをするというものです。

私がやっている「レアジョブ」のディスカッションコース「Daily News Article」ではだいたい以下のような流れとなります。

英文記事が与えられる(事前に読むこともできる)。だいたい400wordくらい。

記事を理解するにあたって重要な単語・表現を音読し意味を確認する(講師による発音チェック)

記事を音読する(講師による発音チェック)

記事の内容についての質問が4つあり、講師とディスカッションをする。質問は事前に記事の下に記載されている。

記事の内容は毎日変わるのですが、北欧の大雪についてだったり大谷の活躍についてだったり、本当に幅広いです(Japan Times等の記事が元ネタのようです)。

ディスカッションコースを受けることで、以下のような効果が得られます。

・興味がない話題についてもなんとかディスカッションをすることで、どんなことにもくらいついて話す力が鍛えられる→語彙力も増える

・仕事で海外とのやり取りをするにあたっていい事前トレーニングとなる(たいていディスカッションになるため)。

私はこのディスカッションコースを受けるに際し、予習はあえてしません。いちおう記事を事前にさっと読んで理解できるレベルかどうかの確認はしますが、細かいところは見ませんし、ディスカッションの内容となる質問も事前に全く見ません。

その理由は、即興で答えられるかどうかを重視しているからです。やはり仕事での英会話となると常にアジェンダ通りに進むわけではないし、何を聞かれるかもわからない。そのためあえて予習をせず即興で答えるようにしています。

もちろん予習をしていないと、非常にトリッキーな質問がきたりして不意を打たれることもあります。特に記事に興味がない場合は沈黙してしまうこともあります。今ノルウェーで吹雪が凄いからといって、ノルウェー政府が何をすべきか、と聞かれても困りますよね笑。

しかしそんな状況でも無理やり答えることで、いい英語力の強化になっているのではないかと思います。

先生もほぼ間違いなく優しいですから、答えられなくて沈黙してしまっても全く気にする必要はありません。

で、答えられなかった、もしくは出てこなかったという表現は、レッスンが終わった後必ずすぐ調べるのが大事です。

「すぐ」というのが本当に大事です。すぐしないと「すぐ」忘れます

こういうことが言いたかったけど言えなかった、というのは結構残念な思いとなりす。

これを活かし、レッスン後すぐ「出てこなかった表現」を調べ、ノートやワード等に記録していくようにするといいと思います。

↓参考までに私のメモです!英→日は難しい英単語、日→英は出てこなかった英語表現です。

レッスン25分で、スムーズに出てこなかった表現をメモし、どういう風に話すべきだったか考える。グーグル等で調べる。 これを積み重ねていくことで、瞬発力・会話力が養われていくと感じます。そしてそれはビジネス英語の非常によい練習になっています。

オンライン英会話の基本については次の記事もご参照ください!オンライン英会話でアウトプット!-社会人のビジネス英語勉強法14 オンライン英会話1-

つづく