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令和3年の確定申告が無事終わり、独立後初めての通年決算をしました。収入公表などという野暮なことはしませんが笑、まあとりあえず順調ということは言えます。以前の記事の通り大きな案件変更の影響で、当初見込みより収入は30%ダウンとなったものの、会社員時代よりも収入・所得アップをすることができました。
何より大きいのは、労働時間が会社員時代より4割減っているということです。これが非常に大きな余裕を生んでいます。
そういう余裕がある状態ですので、新規事業の構想を練り、見込客にアプローチも行っています。
そしていま、「0から1を作ること」の難しさをひしひしと感じています。
2022年3月末で独立1年半。独立の現状をざっくり伝えると、
会計×1
コンサル×1
その他×1
というところです。上記の通り、独立当初から関わっていた大きな案件を昨年9月に手放しました。
それで大きな減収になったわけですが、その穴埋めはほぼ上記3件で出来たと言えます。いま上記3件のおかげで、労働時間は大手監査法人時代の4割減ながら、当時をかなり上回る収入を得ることが出来ています。時間的にも生活的にも非常に余裕が出てきました。
独立の何がいいかと言って、やはりこの余裕でしょう。基本的には自分で全てスケジュールを組むことが出来る。「残業」の概念がなく、夕方4時に上がろうと思えば上がることが出来る。
自分にとって最高の環境というほかありません。独立してようやく「公認会計士」という資格のありがたさがわかってきました。
そんな現状ですが、実はその一方で大きな「もどかしさ」も感じています。
それは「自分にとって初めての案件がなかなか受注できないこと」です。
上記の通り、いまお陰様で大手監査法人時代の5~6割くらいしか稼働していません。
つまりやろうと思ったらまだまだ案件を受注することが出来ます。
それでいろいろなところにいろいろな種類の営業をかけています(基本的には紹介案件ですが)。
しかし、なかなか受注に至りません。
基本的には全ていちおう過去に経験があると言えばあるジャンル。自分の中でまったくゼロというわけではない。
しかしそれらは会計・監査といった近年慣れ親しんだジャンルではないため、自分の中で「勝利の方程式」が見えていない。
まあ未経験というのはだいたいそういうもんだと思いますが、それにしても「0から1を作る」というのは本当に難しい。創業者が2代目によく言う「0から1を作るのは難しいんだぞ」というものを、今噛みしめております笑。
これが独立の難しくもあり面白くもあるところなのでしょう。
この「未経験分野」をいかに広げていくか、が2022年の課題です。
ありがたいことに現状すでに生活するには困らない環境にある。
ここからいかにハングリー精神を発揮できるか、でしょう。
しかし自分の中に、まだ会社員時代のマインドが残っているような気がします。
営業をしている中でも、心のどこかで「これを受けなくても困らないからいいか」という思いがないこともない。必死さがない。
しかしよく考えてみれば生活に困らないと言っても会社員と違い、現状何の保証もされていません。病気やケガで動けなくなった瞬間に収入がストップしてしまいます。
これは本当に忘れないようにしないといけません。
よって収入源は複数作り、いずれ自分が動かなくてもある程度収入が発生するような、そういう将来的な仕組みづくりをしておくのが理想です。それには組織化・法人化ももちろん含まれますが、現状まだ個人事業レベルで止まっている。
だからこそ現状で満足せず、第3、第4の矢を磨かなければならない。
さらに、やはり事業を行う以上法人化もしたほうがよい。幸いにして協力者や従業員候補は何人かいそう。最終的な目標は、仮に自分がいなくても自分の理想を受け継いだ法人が機能し続けることなのです。
そんなわけで現状の案件をこなしながらも、次の展開を考え続けています。これは日常的な環境だとなかなか難しいため、遠出して「一人合宿」等しながら考えたりしています。参考記事:独立準備には「一人合宿」がおすすめ!
非日常的な「一人合宿」で事業の構想を練り、日々の仕事でそれを実践する。
必要な知識は勉強して吸収する。
そんな毎日は、思い通りに行かず苦しい時もありますが笑、間違いなく楽しいです!
つづく