自分の「投資方針」を作ってみた1-中年会計士の株式投資記録③-

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実は4月、過去最高のキャピタルゲインを記録しました。私はざっくりの目標として年間利益率20%としているのですが、10%くらいを4月だけで達成することが出来ました。ついでに評価損も急回復し、ちょっと嬉しい状況です。

はっきりいって、まぐれです。

野球の故・野村監督が「勝ちに不思議の勝ちあり・負けに不思議の負けなし」とよく言っていましたが、これは株式投資の世界にこのうえなく当てはまるのではないか、と思います。

とあるベンチャー銘柄が暴落し、株価がピークの6分の1になっていました。しかしよく見てみると財務内容が悪いわけでも予実が悪いわけでもない。要はIPOバブルが弾け、市況の悪化とともに暴落したのだと判断しました。

で、その会社のビジネスをそこそこ理解していた私は買ってみました。そうしたところ、4月に急激に高騰、他にも似たような暴落後のベンチャー株を2社仕込んでいたこともあり、ある程度まで上がった時点ですべて売却、上記の通り達成することが出来ました。

なぜうまくいったのか考えてみたのですが、「まぐれ」という結論に行きつきました笑。

なぜなら、他の似たような株を見ても、暴落したからと言って、必ずすぐに戻すようなことはないからです。長期で見た場合戻すこともあるかもしれませんが、暴落後、しばらく低迷し、さらに地表近くまで落ちる、なんてこともよくあります。

あとはそのタイミングが、日経平均が25000円に落ちた後急激に28000円まで戻す局面であり、その流れにたまたま乗っただけです。そんなにすぐ日経平均が戻るとは全く予想していませんでしたので。

とはいえ、私は上記の3銘柄を購入したとき、割と納得していました。すぐに上昇するとは考えていませんでしたが、それでも自分としてはそのときに考えた条件にピッタリとあてはまった銘柄だったためです。

では投資素人の私が考えた条件とは何だったか。

  • 自分が良く知る業界の銘柄だった/自分がそれなりに知っている会社だった
  • 株価が暴落しており、購入に非常に手ごろな価格となっていた
  • 3社とも、自分が好きな「ベンチャー企業」だった
  • 業績が(ベンチャーにしては)安定的で、過去の決算内容も悪くなく、しっかり利益を出していた

後の記事にも書こうと思いますが、株価や日経平均、はっきり言って予測は不可能だと思っています。であるならば、自分が考えて立てた方針に従い、好きなようにやるべきでしょう。もちろん利益獲得目標は大前提として。その納得感が非常に大事なのではないかと思います。

自分が良く知る業界の銘柄だった/自分がそれなりに知っている会社だった

以前、アメリカの伝説的な投資家ウォーレン・バフェット氏の著作を読んだことがあるのですが、氏がこのことを述べていて、なるほどなと思い記憶していました。読んだときは投資を全くしていなかったのですが、今これが本当に大事だと思っています。儲かる儲からないの問題ではなく、自分が納得できるかどうか。これに関わってくる。それなりに知っている会社・業界であれば、株価が落ちても私はまあ仕方ないかと思います。当然知っている業界だからこそ、仮説が立てやすい。それは間違っている可能性もありますが、間違っていれば損失という痛い目を見て仮説を修正することが出来る。全く知らない業界の銘柄だと仮説を立てることも修正することも困難なのではないかと思います。

株価が暴落しており、購入に非常に手ごろな価格となっていた

私投資ガチ勢ではありませんので、やはり冒険はしない。総資産の〇%を株式投資に回す、と枠を決めています。その枠は極端な話失敗でゼロになってもいいとすら思っています。そうすると必然的に投資額に制限が出ます。そのなかで手頃と思える価格の株式を購入するようにしています。で、そのレンジにうまくおさまるくらい落ちてきた銘柄に目を付けるようにしています。このレンジは人によって全く異なるでしょう。

3社とも、自分が好きな「ベンチャー企業」だった

ベンチャー株、敬遠する人がかなり多いのではないでしょうか笑。しかし私は大手監査法人勤務時代よくベンチャー企業を訪問していたこともあり、ベンチャー企業が大好きです。酸いも甘いもといったら大げさですが、いい面も悪い面も見ることが出来たと思っています。あと、株価の変動が激しいのも個人的に結構好きです。以前購入した大企業の「低PER」銘柄はこの1年全く変動なく、チャートを見ても退屈に感じます笑。あとは上記の通り暴落して自分的に手ごろな価格になった後ばかり買っているので、その後さらに暴落しても大して痛くないというか。

業績が(ベンチャーにしては)安定的で、過去の決算内容も悪くなく、しっかり利益を出していた

私は、投資は素人ですが個人的に強みと思っている分野があります。それは「公認会計士として会社の決算にそれなりに詳しいこと」「過去融資業務をしていたこともあり、小さな会社の財務分析がそれなりにできること」です。なので、「業績がいいのか・悪いのか」「財政状態がいいのか・悪いのか」「過年度比較」あたりは割としっかり見ますし、このあたりが苦にならないというか、むしろ好きです。

ということで、完全に「俺基準」です笑。とはいえ「納得する」に重点を置くのであれば俺基準で十分ではないでしょうか。

今のところこの5つの投資方針は自分的に非常に納得しているので、順守するようにしています。

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